<クラブW杯:バルセロナ2-1エストゥディアンテス>◇19日◇決勝◇UAE・アブダビ

 延長で力尽きたエストゥディアンテス(アルゼンチン)は、1-0の後半44分に奪われたゴールのダメージが大きかった。限りなく勝利に近づいていただけに、サベジャ監督は「どんなチームだって、あの時間帯に失点すれば痛い」と肩を落とした。

 1968年の世界クラブ杯(インターコンチネンタル杯)以来、41年ぶりの世界一には届かなかったが、指揮官は「バルセロナは世界でベストのチーム。勝ち負けに関係なく、内容に満足している」。しつこい守備でバルセロナの攻めを食い止め続けた展開に胸を張った。アブダビに駆けつけたエストゥディアンテスのサポーターからも、健闘した選手に大きな拍手が送られた。

 [2009年12月20日9時36分]ソーシャルブックマーク