<欧州CL:インテル1-0CSKAモスクワ>◇3月31日◇決勝トーナメント準々決勝第1戦◇イタリア・ミラノ

 インテル(イタリア)は主導権を握りながら均衡を破れなかったが、後半20分にオランダ代表MFスナイダーのパスを受けたミリトが左隅を狙い澄ました右足シュートを決めた。

 シュート数は相手の10本を大きく上回る24本で、ゴール枠内へ飛んだシュートは後半だけで9本もあった。だがカメルーン代表FWエトーのシュートがGKに止められ、GKを抜いたFWパンデフのけり込んだ球はDFに間一髪で阻まれた。

 モウリーニョ監督は、モスクワのピッチが不慣れな人工芝であることなどを懸念材料に挙げ「きょうで勝負を決めたかった。満足ではない」と渋い表情だった。

 [2010年4月1日10時6分]ソーシャルブックマーク