<欧州CL:インテルミラノ3-2Bミュンヘン>◇決勝トーナメント1回戦◇15日◇ミュンヘン
8強進出に貢献したインテルミラノDF長友佑都が、試合後に東日本大震災の被災者への思いなどを語った。
-どんな気持ちか。
「勝敗よりも大事なもの、最後まであきらめない姿勢を見せられた。本当に勝てて良かった。世界が日本を心配してくれて、すごくうれしい。日本人で良かった」
-試合前に黙とうがあった。
「いや、もう、何だろ。一日中、日本のことを考えていたし、家族と連絡を取り合って状況は聞いていたので本当につらかった。被災者の方々のために、という思い」
-監督からの指示は。
「おまえの攻撃力を出してくれと言われた。(同点の)ああいう場面でDFを代えるのはなかなかない。感謝している」
-ピッチに入ってすぐ点が入った。
「神様のメッセージかな。日本の皆さんへのプレゼントだと思う」
-18日には準々決勝の対戦相手が決まる。
「(内田のシャルケと)当たりたいですね。日本人対決で2人とも試合に出られたら、日本の方を喜ばせられるんじゃないかと思う。熱い試合を見せたい」(共同)