5日付のドイツ紙ビルトが、ドルトムントMFヌリ・シャヒン(22)の移籍に関連してRマドリードを批判した。シャヒンは司令塔として、ドルトムントをリーグ制覇に導いた。その活躍にレアルが移籍金1200万ユーロ(約14億4000万円)で獲得に乗り出すことが濃厚と言われている。同紙は「レアルはビッグクラブだろう。ただ、今季のレアルは自らビッグクラブのイメージを崩壊させた。醜いサッカーを披露し、ビッグタイトルは皆無。そしてモウリーニョ監督を筆頭に無礼者ぞろい。シャヒン、本当にそこに行くのかい?」と疑問を投げかけた。

 また、ドルトムント主将のGKワイデンフェラーのコメントを紹介。「主将として、また、サッカー的な見方から、シャヒンにここに残れと言いたい。ただ、このようなチャンスはめったにないことも確かだ。レアルのようなビッグクラブに誘われ、それに乗ってしまうのは理解できる」と同じ選手として、気持ちを思いやった。