トルコ代表のフース・ヒディンク監督(64)が、チェルシーの後任監督の有力候補に浮上した。同監督の代理人のファンニューベンフイゼン氏が23日、今年11月から指揮を執ることが可能だと明かした。同代理人は、「彼がチェルシーの監督になるかは分からないが、彼は現状に満足しており集中している。彼がトルコ代表を欧州選手権本大会へと導いたら、去就を考えるだろう。チェルシーは就任させたいなら、11月まで待たなければならないね」と語った。トルコは現在、同予選でA組3位。プレーオフ出場圏内の2位ベルギーとの大一番を6月3日に控えている。

 なお、同監督は現在もチェルシーのアブラモビッチ・オーナーのアドバイザー役として連絡を取り合っており、クラブの強化担当の職に興味を示していると報じられている。