サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)招致に失敗したオーストラリアのゼノフォン上院議員は30日、国際サッカー連盟(FIFA)に対して招致活動にかかった経費4600万ドル(約37億2600万円)の支払いを求めるように同国政府に要請したと明らかにした。

 FIFAの腐敗によって招致が失敗したと主張するゼノフォン議員は、発表した声明の中で「買収スキャンダルが解決されない限り、オーストラリア国民の税金は1セントたりとも、今後の招致活動に使われるべきではない」としている。