<欧州CL:マルセイユ1-0インテルミラノ>◇決勝トーナメント1回戦◇22日◇マルセイユ

 最後に集中力が途切れたか。相手の攻勢にうまく対処していたインテルミラノ(イタリア)は終了間際に手痛い失点を喫した。ラニエリ監督は「選手たちの精神力と献身に満足している」と内容を評価したが、直前まで公式戦6試合で1分け5敗の悪い流れを断ち切れなかった。

 DF長友佑都は右膝を負傷したマイコンに代わって後半から登場。幾度か攻撃参加を見せたが、クロスは精度を欠いた。守備では後半ロスタイムにドリブルを仕掛けてきたA・アユーを抑えきれずにシュートを許した。これがCKにつながり、決勝点を許す結果となった。

 1月に攻守のつなぎ役だったモッタを移籍で放出。中盤の厚みが消え、長友は「全体的にプレスがかかっていない。チームがバラバラという感じ」と嘆いていた。

 この日は組織的な守備がよみがえったかに見えたが、最後の失点で奮闘もふいになった。厳しい状況で迎えるホームでの第2戦に向けて、ラニエリ監督は「満員のサポーターの助けがあるホームではひっくり返せる」と自分に言い聞かせるように話した。