北中米カリブ海サッカー連盟は23日に開いた臨時総会で、同連盟選出のブレーザー国際サッカー連盟(FIFA)理事(米国)の解任をFIFAに求めることを決議した。

 昨年12月に北中米カリブ海連盟事務局長を辞任したブレーザー氏にはテレビ放送権料やスポンサー料の10%が手数料として支払われることになっていた。また4年以上にわたり同連盟が納税申告していないことも報告された。ブレーザー氏は手数料契約は正当と主張している。

 FIFA会長選をめぐる買収疑惑で昨年6月にFIFA副会長を辞任した北中米カリブ海連盟前会長のワーナー氏が、地元トリニダード・トバゴにFIFAの助成金で建設した施設を自分や親族が所有する企業名義に書き換えていたことも報告された。