マンチェスターUの日本代表MF香川真司(23)が30日、ブンデスリーガ・ニュルンベルクへ移籍するMF清武弘嗣(22)へ「共闘メッセージ」を送った。大阪・長居で古巣C大阪と浦和との試合を観戦。試合後は同じ「C大阪の背番号8」だった元日本代表MFの森島寛晃アンバサダー(40)と並んで登場した。

 マイクを持ち「キヨのプレーで日本中、世界中を驚かせてほしい。C大阪のサポーターがついてるから、僕も頑張れた。これからもお互い頑張っていきましょう」と話すと大きな拍手を浴びた。半年間、同じユニホームでプレーした仲間に花束を贈り、固い握手を交わしていた。

 試合後は「キヨにとって、今日のラストマッチは不本意で納得いかないと思うけど、悔しさは次の舞台で晴らしてほしい。まだまだ続くサッカー人生。欧州という素晴らしい舞台で、思い切り活躍してほしいと思います。もちろん、C大阪のことも忘れないで…。これからも、お互いに世界の舞台で頑張りましょう」と熱いメッセージを残した。