元日本代表でNASL(北米サッカーリーグ=MLSの事実上の2部リーグ)のタンパベイに所属するDF山田卓也(38)が9日(日本時間10日)、2012年シーズンのベストイレブンに選ばれた。山田は今季リーグのフィールドプレーヤーで唯一、全28試合にフル出場した(3得点1アシスト)。チームは山田らの活躍で12勝9分け7敗の勝ち点45でリーグ2位。現在プレーオフを戦っている。

 山田は東京V、C大阪、横浜FC、鳥栖でプレーし、10年1月にタンパベイ・ローディーズのトライアウトを受けて移籍していた。日本ではJ1で274試合出場23得点、J2で74試合5得点。日本代表としても国際Aマッチに4試合出場、04年アジア杯優勝メンバーでもある。