ACミランは3日、相手サポーターの人種差別的なやじに抗議し、同国4部リーグのクラブとの練習試合を前半の途中で中止した。

 前半途中にガーナのボアテングが突然ボールを拾い上げ、差別的発言を繰り返していたサポーターに向けて蹴った。ボアテングはユニホームを脱ぎ捨ててピッチを後にし、ACミランの他の選手もそれに続いた。

 ACミランのアレグリ監督は「ピッチを立ち去ったのは正しい判断だった。このような野蛮な行為が二度と起きないように願う」と語った。