サッカー女子のイングランド・スーパーリーグ、チェルシーは8日、なでしこジャパンFW大儀見優季(25)をポツダム(ドイツ)から獲得したと発表した。日本が出場する東アジア杯終了後の今月下旬に合流予定。「このクラブは高い目標を持っている。私も同じ。だから正しい決断だと確信している」と談話を出した。

 大儀見は2011年の女子W杯優勝に貢献し、昨年はロンドン五輪で銀メダルを獲得。なでしこリーグの日テレから10年に加入したポツダムでは女子の欧州チャンピオンズリーグ(CL)で1度、ドイツ1部リーグで3度優勝した。12~13年の国内リーグでは18点で初の得点王に輝いた。

 新天地は男子の欧州CLを制した実績を持つチェルシーの女子部門。8チームで争うスーパーリーグは4月に開幕し、9月に終わる。現在4位のチェルシーの次戦は8月4日に予定されている。