<ロシアリーグ:CSKAモスクワ0-2Dモスクワ>◇6日◇MSPアレナ

 CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(27)が、ホームのDモスクワ戦にトップ下で先発出場した。前半は0-0で折り返したものの、本田はチーム最多4本のシュートを放つなど孤軍奮闘した。

 チームは後半12分にDモスクワのエクアドル代表MFノボアに先制弾を許した。その4分後に本田は自陣からドリブルで突破し、自らシュートまで持ち込んだものの得点はならず。1点ビハインドの後半20分に途中交代してピッチを去った。

 この日も本拠地のピッチ状態が劣悪のため、本来は高校生らユース世代が使用する人工芝のマイナースポーツ(MSP)アレナ・ロコモティフでの開催だった。

 本田がピッチから去った後、CSKAは終了間際にも失点し結局、0-2の完敗。リーグ戦は4戦未勝利(1分け3敗)で、昨季の覇者が苦境に追い込まれている。