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 クラブW杯:ラジャ・カサブランカ3-1アトレチコ・ミネイロ>◇準決勝◇18日◇モロッコ

 ラジャ・カサブランカ(モロッコ)が、見事なカウンター攻撃で南米王者のアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)を倒し、開催国代表で初の決勝進出を果たす大金星を挙げた。

 0-0で迎えた後半6分、相手CKのクリアを左サイドで拾ったハフィディがカウンターを仕掛け、ドリブルから中央をフリーで走るイアジュルへパス。これをイアジュルが右足で決めて先制点を奪った。

 同19分にロナウジーニョにFKを直接決められ同点とされたが、同39分にイアジュルが倒されて得たPKを、ムタウアリが右足でゴール右へ突き刺して勝ち越し、同ロスタイムには相手パスを自陣ゴール前で奪ってカウンター。相手GKと1対1となったムタウアリのループシュートはクロスバーにはね返されたが、詰めていたマビデが左足で押し込んでダメ押しした。

 ラジャ・カサブランカはクラブ世界一を懸け、21日の決勝でBミュンヘン(ドイツ)と戦う。