ACミラン入りする日本代表MF本田圭佑(27)が4日、成田空港発の航空機でイタリア・ミラノへ出発した。

 年始の休暇中と重なり、空港内は騒然となった。普段はサインに応じる本田もこの日ばかりは足を止めることなく、報道陣にも無言だった。手荷物チェック後、エスカレーターで降りる際にファンに向けて手を振った。黒のコートに黒のズボン、靴まで黒だったが、グレーのマフラーに加え、インナーには赤のニットを忍ばせ、ロッソネロ(赤・黒、ミランの愛称)を意識したコーディネートで機上の人となった。

 本田は昨年12月12日に帰国し、約1週間後の19日ごろに国内で始動した。年末には本州に比べて温暖な沖縄・宮古島での自主トレを消化し、年明けにはさいたま市内で調整後、この日出発した。