<セリエA:ACミラン0-2ユベントス>◇2日◇ミラノ

 日本代表のMF本田圭佑が所属するACミランがホームでユベントスと対戦した。

 ACミランは2点のリードを許した。ユベントスは前半44分、ジョレンテが先制ゴール。後半23分にはテベスが2点目のゴールを決めた。

 本田は後半25分、途中出場し、ボランチに入った。同34分にはゴール前にボールを入れ、チャンスをつくった。続けて右CKでショートコーナーから展開したが、得点にはつながらなかった。

 ACミランはユベントスに0-2で敗れた。

 試合後、本田はロッカールームにすぐには戻らず、他のミランの選手と一緒にピッチに残った。ファンに向けて両手を挙げて挨拶した。

 本田は記者の問いかけには無言でミックスゾーンを通り過ぎた。

 セードルフ監督は「本田は世界的レベルのプレーをする選手だし、セリエAに入って力をすぐに出すのは難しい。それにこのような形で試合に途中出場することには慣れていない。それに難しいポジションだった。今日のポジションに入って、彼の足から縦パスを出して相手を苦しめるようにしたかったが、うまくいかなかった。しかし我々は彼の力を信じている」と話した。