1-2で敗れた19日サンダーランド戦後に、主審へ皮肉を言ったチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督(51)が、イングランド協会(FA)から処分されることなった。

 英ミラー紙(電子版)が23日、「皮肉で処分されるのは同監督が初めて」と報じた。同じ試合で暴力的行為をしたMFラミレスと不適切な言動のあったファリア・コーチも処分されるという。

 モウリーニョ監督は敗戦後、相手に決勝PKを与えたディーン主審に対し「私は主審のマイク・ディーンを祝いたい。彼のパフォーマンスは信じられないほどのものだった」と話し、審判統括組織のトップ、マイク・ライリー氏に向けても同様の発言をしていた。

 「祝福したい」という言葉が処分に値するかどうか微妙なところだが、今季すでに2度処罰を受けている同監督に対し、FAが厳しい裁定を下した形となった。