<欧州CL:Rマドリード4-1Aマドリード>◇決勝◇24日◇リスボン

 Aマドリードのディエゴ・シメオネ監督が、退席処分となったシーンについて言及した。

 シメオネ監督が退席処分となったのは、1-3で迎えた延長後半にポルトガル代表FWクリスチアノ・ロナルドにゴールを奪われたシーン。Rマドリードの選手たちは4点目のゴールを喜んでいたが、シメオネ監督は突然、ピッチ内にいたRマドリードのフランス代表DFラファエル・バランの下へ猛然と走って行くと、両チームの選手やスタッフが入り乱れる騒動に発展。怒りを爆発させたシメオネ監督は、最終的に主審から退席を命じられ、ベンチを離れることになった。

 試合後の記者会見で、シメオネ監督はバランとの騒動を以下のように説明している。スペイン紙「マルカ」が指揮官のコメントを伝えた。

 「バランはこちらにボールを蹴って私を刺激してきた。我々のような年上の人々は、そのようなことを好きにさせてはいけない。それでも、私の反応は間違っていた。彼は明るい将来を持つ若者だ」【超ワールドサッカー】