7日、インテルナシオナルやマルセイユで活躍した元ブラジル代表FWフェルナンドン氏がブラジルでヘリコプターの墜落事故に巻き込まれ、36歳の若さで逝去した。

 ブラジルメディアは7日、ブラジル中央部のアルアナで起きたヘリコプター事故でフェルナンドン氏が4人の同乗者とともに遺体で発見されたことを報じた。現在、事故の詳細は判明していないものの、同氏は職場の同僚との旅行中に事故に巻き込まれたようだ。

 現役時代、長身FWとして活躍したフェルナンドン氏は、ゴイアスやマルセイユ、インテルナシオナルといったクラブで活躍。インテルナシオナル時代の2006年には日本で開催されたトヨタ・クラブW杯でヨーロッパ王者・バルセロナを決勝で破り、同タイトルを獲得した。当時、同クラブでキャプテンを務めた同氏は、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)でトロフィーを掲げた。

 その後、2011年に現役を引退。2012年からは古巣インテルナシオナルで在任期間4カ月ながら指揮官を務めていた。【超ワールドサッカー】