チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督(51)が、07年にイングランド代表監督就任寸前だったことを明かした。複数の英メディアが10日、報じた。

 同監督本人が明かしたところによると、07年にイングランド協会(FA)と契約間近になり、マチルダ夫人に相談。夫人から「毎日忙しく日々を送れるクラブ監督が恋しくなるはず」と助言されたという。

 夫人の言葉を聞いて代表監督に就任しなかったモウリーニョ監督は「私の決定は正しかったし、妻は正しかった。私は2年間も大きな大会を待つことは出来ない。それに2年もの間カザフスタンやサンマリノといったチームと戦って過ごすことなんてできない。それは私の仕事ではない」と話した。

 ただ同監督は今後15年以内にイングランド代表監督になることを否定はしなかったという。