日本代表FW香川真司(25)が所属するマンチェスターUのファンハール監督(62)へ、英国のスポーツプレス協会が「ファンハール監督が表明しなければならない5つのこと」を提言した。17日付の英デーリーメール紙が報じた。

 <1>守備

 最重要課題とも言える。退団したDFリオ・ファーディナンド、DFネマニャ・ビディッチの穴を補うのは非常に難しい。センターバックの強化と、右サイドバックも課題だ。

 <2>FWファンペルシーとFWルーニー

 ファーガソン元監督やモイズ元監督も苦戦した、このFW2人の最高のコンビネーションを生み出すことが課題になる。ファンハール監督はオランダ代表でFWロッベンをファンペルシーの前で自由にプレーさせ、好成績を残した。そのやり方をルーニーに起用するのも1つの可能性としてある。

 <3>中盤

 ルーニーをフリーにした場合、課題になるのはMFマタ、M香川、MFフェライニの役割だ。この3人はセンターFWの後ろで最高のプレーができる選手だが、香川やフェライニの将来は不透明。MFアンドレ・エレラも新加入した。

 <4>若手選手

 ここ最近、マンチェスターUのアカデミーから才能ある若手が出てきた。ファーガソン元監督が高く買っていたヤヌザイの存在も、ファンハール監督がどう扱うか注目される。

 <5>コーチ

 ギグスを、ファンハール監督のアシスタントコーチとして就任させる必要がある。また一方で、オランダからストゥイエンベルク、フック、バウトをアシスタントコーチに就任させるという。