チェルシーのエジプト代表FWモハメド・サラー(22)が、同国の徴兵へ呼ばれる不安を抱えながらオーストリアのプレシーズンツアーに参加していると、20日付の英紙テレグラフが報じた。

 エジプトの徴兵期間は1年から3年。チェルシーはこの件についてサラー本人と話し合いを持ったようだが、クラブとしてはサラーがエジプトに戻る必要はないとみているという。

 エジプトの報道によると同国の教育プログラムは、サラーが英国に住む権利を剥奪することができるという。もし剥奪された場合、同選手はエジプトに戻り、徴兵期間が終了するまで国外には出られなくなる。