ウクライナ東部ドネツク近くでマレーシア航空機が撃墜された直後に、同国への再入国を拒否したサッカーのウクライナ・プレミアリーグ、シャフタル・ドネツクのコスタ選手は22日、写真共有アプリ「インスタグラム」で「このクラブ、人々、ドネツクの町は好きだ。でも紛争が怖い。特に移動中は悪いことが起こる可能性がある」と心境をつづった。

 コスタ選手を含めたブラジル出身の5人とアルゼンチン出身の1人が、19日にフランスで行われた親善試合の後、ウクライナに行く飛行機に搭乗しなかった。27日に今季リーグ初戦を迎えるチームはホームの試合を紛争地帯から離れたキエフなどで実施する見通し。クラブ最高経営責任者(CEO)、パルキン氏は「選手の安全を守ることが最優先事項」との談話を公式サイトで発表した。