日本代表MF香川真司(25)が所属するマンチェスターUが、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディマリア(26=Rマドリード)の獲得に興味を示していると、25日付の英デーリーメール紙(電子版)が報じた。

 当初、パリサンジェルマンへの移籍が濃厚と報じられていたが、ブラン監督が「現時点では、何もしていない」と否定。移籍に向けた交渉をしていないことを明らかにしたという。

 パリサンジェルマンは今年5月、欧州サッカー連盟(UEFA)から、クラブの赤字額に上限を設定した「ファイナンシャル・フェアプレー」に違反したとして、処分を受けた。罰金や、来季以降の2シーズンは移籍市場で費やす金額にも上限が設けており、ディマリア獲得の障害になっているという。

 一方で、マンチェスターUのファンハール監督が、ウインガーであるディマリアの獲得に熱心な興味を示しているとも報じている。ディマリアが加入すれば、香川にも影響がありそうだ。