リバプールのイングランド代表MFスティーブン・ジェラード(34)が、昨夏にアーセナル移籍がうわさされたウルグアイ代表FWルイス・スアレス(27)に、移籍しないほうがいいと助言していたと、31日付の英紙サンが報じた。

 同紙によるとジェラードは「昨夏、スアレスにアーセナルに移籍するなと言ったんだ。もちろんアーセナルにはリスペクトしている。だが、スアレスはリバプールに来たときからバルセロナかRマドリードでプレーするのが夢だったと言っていた。だからスアレスに『リバプールで30得点を決めて、イングランドの年間最優秀選手賞を獲得したら、彼ら(バルセロナとRマドリード)は獲得を打診してくる』と言ったんだ」と明かした。

 また、スアレスの移籍にジェラードは「彼自身の夢をかなえるためにバルセロナに移籍したことをねたむことはできないよ。だけど、アーセナルに移籍していたらがっかりしてたと思うよ」と、今回の移籍に理解を示した。

 スアレスは昨季リバプールで31得点を挙げて、イングランドの最優秀選手賞に輝いている。