ケガでW杯ブラジル大会に出場できなかったドイツ代表MFマルコ・ロイス(25=ドルトムント)が「W杯優勝を見るのはつらかった」と正直な心境を明かした。

 ロイスはブラジルへ渡る前日に行われたアルメニアとの親善試合で足首を負傷。大会を欠場した。キッカー誌のインタビューで「1つの夢がつぶれた。W杯がどんなふうに終わったのかを見ると、あそこに自分がいられなかったことが2重の意味でつらい」と明かした。

 ドイツ連盟は決勝戦にロイスを招待したが、その申し出は断った。「僕は自分のリハビリに完全に集中していたし、3~4日間でも中断させたくなかったんだ」と説明した。