多くのサッカー選手が参加しているALS(筋萎縮性側索硬化症)を支援するための慈善活動「アイス・バケツ・チャレンジ」で、ブラジル代表FWネイマール(22)がコロンビア代表DFフアン・スニガ(28)を指名した。

 この活動は、ALSについて多くの人に知ってもらい、支援する目的で始まった。指名を受けた人が氷水を頭からかぶり、次の人を指名する。指名された人は24時間以内に実行しなければならない。実行しなければ、ALS協会に寄付をするというもので、マイクロソフトの創設者のビル・ゲイツ氏や、政界ではケネディ一族も参加して話題となった。

 マンチェスターUのMFフレッチャーに指名を受けたRマドリードのFWロナルドが、海パン姿で氷水をかぶるなど、サッカー界にも多くの選手が参加している。

 RマドリードDFマルセロから指名を受けたネイマールが次に指名したのが、W杯で自身に腰椎骨折の負傷を負わせたスニガ。この活動を通して、あらためて両者の間に遺恨が無いことを示した。