22日付ビルト紙は「岡崎慎司はマインツの希望を双肩に背負う点取り屋だ」として、同選手の開幕前ロングインタビューを掲載した。以下がその主な内容。-ここ最近の失望の連続をどう感じている?

 岡崎

 W杯の日本代表にはとてもがっかりしている。結果もそうだし、何より自分自身に。でもただ落ち込むわけにはいかない。これからの4年間でまた立ち上がり、日本のファンに自分たちを誇りに思ってもらえるように、子供たちに夢を与えられるように頑張らないと。

 ヒュルマンド新監督はどう?

 岡崎

 トゥヘル前監督はもっと大きな声で指示するタイプで、ミスがあるとすごく怒っていた。ヒュルマンドはいつもポジティブ。成長するためのチャンスだと思う。

 FWとしての仕事も変わった?

 岡崎

 チュポモティングとミュラーが移籍して、僕だけが本職のFW。これまで以上にゴールチャンスがある。昨季(15点)以上に点を決める可能性もある。昨季は最初サイドのFWとしてプレーしていたが、センターFWとしてここまでうまくいくとは自分でも驚いている。でも、いまはすごく自信がある。

 昨季の15ゴールは何を変えた?

 岡崎

 マインツファンの子どもがうちの呼び鈴を鳴らしてサインをもらいに来ること(笑い)。

 今季の目標は?

 岡崎

 欧州に来るときの僕の目標は、シーズン2桁得点だった。今季のゴール数に関しては具体的な数字は挙げたくない。

 マインツでの昨季1年間はどうだった?

 岡崎

 すごく良かった!

 マインツの旧市街を散歩するのが一番好き。ドイツビールも好きだし、どこの銘柄でも。

 具滋哲(ク・ジャチョル)、朴柱昊(パク・チュホ)とはよく一緒にいる?

 岡崎

 よく食事に行く。今は僕の家族は日本で休暇中だし。この前はチュホのためにカレーを作った!

 趣味は?

 岡崎

 カラオケ!カラオケで歌うのが好き。ヘレーネ・フィッシャー(ドイツで有名な女性歌手)?

 その人は知らないけど。日本の歌だけ。

 どこが優勝すると思う?

 岡崎

 マインツ選手としては自分たちといいたいけど。いや、他のクラブの名前を挙げたくはない。