右肩関節の負傷で、日本代表を辞退したヘルタのFW原口元気(23)に、独地元紙も高評価だった。

 25日付のビルト紙は、「(開幕戦)ブレーメン戦で原口はファンに愛される選手になれることを示した」と報じた。1得点目の起点となり、2点目をアシスト。ボールコンタクトは56回で、走行距離は9・95キロを走り、18回のダッシュを記録したという。

 しかし、試合中の接触プレーで右肩関節を負傷し、3週間の離脱となってしまった。同紙は「彼のブンデスリーガデビューは病院で終わった」と報じた。ルフカイ監督は「痛いことだし、腹立たしい。不幸中の幸いだ。腱(けん)の断裂や骨折ということはない。それでも大事を取って、肩は固定されている」と話しているという。レーバークーゼン戦(30日)、マインツ戦(9月13日)は欠場する見通し。