スペイン・スーパー杯第2戦(22日)で退席処分となったAマドリードのディエゴ・シメオネ監督(44)が、8試合の出場停止処分を受けた。8試合の内訳は、リーグ戦4試合・スーパー杯4試合となる。

 スーパー杯第2戦の前半26分、負傷でピッチ外に出た選手がなかなか戻れなかったことを、審判へ猛抗議。第4審判の頭を2度たたき、処分後にはサポーターをあおって審判に拍手を送った。さらに、禁止されているスタンド観戦をしたため、ベンチ入り停止試合も増加してしまった。

 9月13日のRマドリード戦にはベンチ入りできず、復帰は9月27日のセビリア戦になる。本人は「決定を下した人々に、自分は大きな敬意を持っている」と話しているが、クラブは処分軽減のため上訴する見込みだ。