アルジェリア・サッカー連盟(FAF)は、23日のリーグ戦で観客の投石により24歳で命を落としたJSカビリー所属のカメルーン人FWアルベルト・エボッセ選手を悼んで今週末のリーグ戦を延期することを発表した。

 23日に行われたホームのUSMアルジェ戦に1-2で敗れ、怒ったサポーターが選手たちに対して石を投げつけた。投石がエボッセ選手の頭に直撃。命を落とす事態となった。同選手は昨季リーグ戦32試合で19得点を挙げて得点王を獲得。この試合でもPKを決めていた。

 FAFは24日、エボッセ選手の遺族に対して10万ドル(約1000万円)を支払い、同選手の残った契約期間の給与も支払うことを決めた。