＜ブンデスリーガ：マインツ２－０ドルトムント＞◇２０日◇マインツ

　ドルトムントのＭＦ香川真司（２５）との“シンジ対決”で、マインツＦＷ岡崎慎司（２８）がブンデスリーガ通算１００試合の節目を自らの得点で祝った。０－０で迎えた後半２１分、ＭＦサンペリオの右クロスに滑り込みながら合わせて先制点を決めた。２戦連続となる今季４得点目で、日本人ブンデス通算得点記録を２９点に伸ばした。スタジアムには「オカザキー！」のコールが響いた。

　同２５分には、守備に回っていた岡崎が相手ペナルティーエリア内でハンドをしてしまい、ＰＫを与えた。しかし、ドルトムントＦＷインモビレのグラウンダーの強いシュートをマインツＧＫが好セーブし、同点の危機を脱した。

　同２９分には、ドルトムントＤＦギンターのオウンゴールを誘い、リードを広げた。岡崎はフル出場し、ホームでの勝利に貢献。最後まで走りきった。

　香川も先発したが厳しいマークに合い、いい形でボールを受ける機会が少なかった。後半２０分に交代して退き、その１分後に岡崎がゴールする結果となった。また、ドルトムント２に所属するＭＦ丸岡満（１８）が、後半３４分から出場。ブンデスリーガデビューを果たした。