シャルケDF内田篤人(26)とドルトムントMF香川真司(25)の直接対決“ルールダービー”が今日27日(日本時間午後10時半)、行われる。

 27日付デアベステン紙はブンデスリーガによる2人のインタビューを引用し、コメントを紹介した。

 ブンデスリーガによる企画で、2人は炭鉱跡でインタビューに応じた。内田は「(香川が)マンチェスターUにいた頃、僕はよく冗談で『早くシャルケに来いよ』といっていた」と明かした。その願いはかなわなかったが、デュッセルドルフで一緒にすしを食べることはできている。内田は香川のプレーについて「ボールを持った彼は、DFが守りにくいポジションへ運ぶ。ボールをもらうと素早く反転して、FW陣へパスを配給する。そこが彼の長所」と話した。

 一方の香川は、シャルケをリスペクトしている。「(シャルケの)右サイドのコンビネーションプレーは危険。右サイドはシャルケの攻撃の起点。このサイドはなんとしても守らないと」と内田がプレーするサイドを警戒している。

 ダービーについて内田は「僕らはホームでプレーするし、もちろん先制点を挙げたい。負けたくはない。両チーム共に多くの負傷者がいるだけに、ハードなゲームとなる」。香川は「リーグでここ2試合勝ててない。だからこそこの試合はものにしたい。勝てば新しい自信を蓄えることができるし、勝利が僕らに勢いを与えてくれる。とてもとても大事な試合になる」と話した。

 同紙は「友人同士に戻るのは試合後。バルトロップかデュッセルドルフのすしレストランか」と報じた。