今季RマドリードからBミュンヘンに移籍したMFシャビアロンソ(32)が、シャビ“バロンソ”(アロンソとドイツ語でボールを意味するバルとの造語)を襲名した。29日付独ビルト紙が名付けた。

 2-0で勝利した27日ケルン戦での同MFのボールタッチ数は204回。ケルンの同チーム総数406回の半分以上で、26・5秒に1回ボールに触れた計算になる。これはティアゴ(Bミュンヘン)の177回を大幅に上回るブンデスリーガ記録となった。

 同僚のFWミュラーも「200回。僕だったら1年間必要な数字だね」と称賛した。

 バイエルン名誉会長のベッケンバウアー氏も「ケルンのような守備的なチームを相手にした時は自ずとタッチ数も増えるもの。それでも私は数週間前から言っている。アロンソは我々の最も重要な獲得選手だ」とし、「彼は知性のある選手で、100年前にデットマール・クラマーが我々に教えてくれた『プレーして動く、プレーして動く、プレーして動く』を完璧にこなすことができる(実際にはクラマー氏は現在89歳で、100年前には教えていない)」と説明した。