DF内田篤人(26)の所属するシャルケの新指揮官に就任したロベルト・ディマテオ監督(44)が厳格な姿勢を打ち出した。

 9日付独ビルト紙によると、ディマテオ監督は「どのチームにもヒエラルキーがあるとは思うが、ボスはただ一人だ!

 厳格な規則が必要で、個人的な要求などチームには合わない」と「ボス宣言」。すでにヘベデス主将、ボアテングとは個人面談も行ったという。

 ディマテオ監督はツイッター、フェイスブックなど、選手のソーシャルメディアの使用にも気を配る。「以前より、プロ選手のプライベートへの興味が高くなっている。インターネットサイトなどの利用によって、より複雑な問題が起きやすくなっている。何を禁止するかは選手と話して決める」とした。

 プレー面に関しては「攻撃面では大きなポテンシャルを持った良いチーム。しかし守備にいくつかの問題がある。私には多くの仕事が待っている」と、守備を強化を課題に挙げた。

 ただ、12年欧州チャンピオンズリーグ決勝でチェルシーを率い、Bミュンヘンを破った時の守備を採用するのかと問われると「あれはあの試合に勝つためだけのもの」と振り返った。