ハノーバーのMF清武弘嗣(24)が、チームのスポーツディレクターから“口撃”を受けた。20日付ビルト紙が報じた。18日のボルシアMG戦に0-3で完敗。3連敗で10位と低迷している。

 スポーツディレクターのディルク・ドゥフナー氏の怒りの矛先は、FWホセル(24)と清武だった。ホセルについては「もっとボールを自分たちのものにするために戦わないと。シュートを打ちたいのならばもっとプレーで見せないと」とピシャリと言ったという。

 そして清武に関しては「中盤からもっとゴールへの危険な動きがなければならない。そして彼はそのための責任を担っている」と話したという。清武は日本代表に招集されなかったため、代表ウイークの2週間にチームで密度の濃い練習をしていた。同紙は「ボルシアMG戦では序盤は運動量もあったが、途中からは完全に消えてしまった。好パスを通すどころか、9つのミスパス、ボールタッチはわずかに53回。1対1の競り合いでの勝率はたったの31%だった」と厳しい評価を突きつけた。