インドでプレーする23歳の選手が、ゴールパフォーマンスで脊椎を損傷し、亡くなった。

 インド北東部のミゾラム・プレミアリーグのベツレヘム・ベングスランに所属するMFピーター・ビアクサングズアラさん(23)は、14日に行われた試合に出場。1点を追いかける後半16分、FKのこぼれ球を押し込んで同点弾を決めた。直後、うれしさを宙返りで表現したが、2回目の着地に失敗して頭から落下。喜んで駆けつけたチームメートが様子がおかしいことに気付き、担架を呼んだ。その際、すでに意識を失っていたという。

 そのままインド北東部のミゾラム州にある病院に運ばれたが、19日に亡くなったという。ミゾラム州サッカー協会の関係者は「我々は非常にショックを受けている。彼を救うために最大限の努力はした」と話している。