ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)は、対戦相手にとって脅威だ!

 25日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙が報じた。本田は開幕から7戦6発で、セリエAの得点ランク首位タイと好調を維持している。

 26日にリーグ戦で対戦するフィオレンティナのビンチェンツォ・モンテッラ監督(40)も、注意すべき選手として本田の名前を挙げた。同紙によると、ACミランのインザギ新監督(41)が好スタートを切ったことについて「ピッポ(インザギの愛称)がちょうどいい時に入ったからだろう。とにかく天才的なアイデアを考えだした。例えば、本田の適切なポジションだ。(フィオレンティナにとって)現在、日本人選手は大きな問題だ」と話したという。

 モンテッラ監督とインザギ監督は良好な関係を築いているという。モンテッラ監督は、友人について「ここ何カ月かで、インザギはどれだけ年をとったか(笑)。監督の職業は消耗させるということだ」と話した。

 また2人は年齢も近く、現役試合はともにイタリア代表でセンターFWとしてプレーしていた。「私と彼と、どちらのほうが強かったか?

 冗談じゃない。今でも彼がどうやって、あれだけのゴールを量産していたか説明できない」と明かした。そしてともにプレーしたからこそ、インザギの監督としての成功に太鼓判を押した。「彼はドリブル力もミドルシュート力もなく、名ストライカーたちより力が劣っていた。しかし彼は頑固で自信を持ち、怒りをもってプレーしていた。才能より根性がものをいったのだ。それと同じ武器によって、偉大な監督になるだろう」。