元スペイン代表FWラウル(37)が、米NASL(北米サッカーリーグ=MLSに次ぐ、事実上の2部リーグ)のニューヨーク・コスモスに移籍することが決まった。

 同クラブが発表した。Rマドリードやシャルケで活躍したラウルは、13-14年シーズンまでアルサド(カタール)に所属していた。

 メディカルチェックを経て、正式に15年シーズンからの複数年契約となるという。また、コスモスを引退した後には、同クラブユースチームのテクニカルアドバイザーにも就任することも契約で決まっている。

 コスモスはかつてペレやベッケンバウアーを擁し、人気を誇ったクラブ。80年代に1度解散したが、新生コスモスとして13年からNASLに参加している。

 ラウルは「サッカー界のすべての人は、コスモスの名前と、そこでプレーした伝説的な選手たちのことを知っていると思う。コスモスは米国でのサッカーの礎を築き、私もその足跡に続くことができるのを光栄に思う」との声明を発表した。