ACミランのベルルスコーニ会長は10月31日、練習場のミラネッロを訪れ、インザギ監督やチームを激励した。1日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙が報じた。

 ベルルスコーニ会長の訪問は、今季で10度目。今回は、最近得点力不足の攻撃陣へ“お説教”したという。チームはフィオレンティナ戦(26日・1△1)、カリャリ戦(29日・1△1)と引き分けが続いている。そこで、ベルルスコーニ会長は「カリャリ戦ではFWボナベントゥーラがゴールしたが、ペナルティーエリア内から誰もシュートしなかった」と攻撃陣を批判。ガリアーニ副会長も「ベルルスコーニ会長は、攻撃陣にゴールをするように話した」と明かしたという。

 またベルルスコーニ会長はシーズン3カ月を経過し、チームを評価した。「(チームに)私は君たちを深く信頼し続ける。ここまでのチームは7・0。インザギ監督は8・0だ」と話したという。