日本代表FW本田圭佑(28)が所属するACミランのインザギ監督は1日、次節パレルモ戦(2日・ホーム)に向けた監督会見を行った。

 フィオレンティナ戦(26日・1△1)、カリャリ戦(29日・1△1)と引き分けが続いているが、勝ち点を積み上げて3位に浮上している。しかし、インザギ監督は「我々は3位にいるが、順位は考えず自分たちの試合をする。うまくいけば、上位にとどまっていられるだろうし、すべては我々次第だ」と話した。

 また、来年1月のアジア杯で本田が日本代表に招集されることについて言及。代役としてFWニアンを考えていることを明かし「ニアンは成長している。来年1月に本田がいなくなるときには、ニアンもそのポジションに入れる有力候補になるだろう」と話した。

 さらに、パレルモ戦で使用するシステムについては「本田、FWエルシャーラウィ、FWメネズ、FWフェルナンドドレスを最初から一緒にプレーさせるのは、バランスをとるのがとても難しい。試合中にシステムを変えるならできると思うが」と話した。

 クラブ公式番組「ミランチャンネル」では、FWボナベントゥーラが次戦を欠場すると明かした。「ボナベントゥーラは(前節)カリャリ戦で頭を打ったので、大事をとってこの試合は欠場する」とした。