マンチェスターUの副会長を務めるエド・ウッドワード氏は、今冬の移籍市場で積極的な補強を行う可能性は低いと語った。18日の英BBC放送(電子版)が報じた。

 今夏の移籍市場で推定1億6000万ポンド(約293億円)を投じ、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディマリア(26)やコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(28)、オランダ代表DFデーリー・ブリント(24)らを獲得したマンU。さらに、来年1月の移籍市場ではウェールズ代表MFギャレス・ベール(25=Rマドリード)やオランダ代表MFケビン・ストロートマン(24=ローマ)らの獲得に動くのではないかと報じられている。

 しかし、ウッドワード副会長はこの報道を否定。今冬の選手補強について「我々は短期の修正のためにマーケットで動くつもりはない。しかし、来夏のマーケットで獲得を狙うターゲットは存在する。そのうち、1月に獲得可能なプレーヤーがいれば考慮する余地はあるが、その可能性は低いと言わざるを得ない」と周囲が予想するような大型補強を行うつもりはないと明言した。【超ワールドサッカー】