ドルトムントが弱いのは、サポーターが優しいから!?

 28日付のビルト紙が報じた。

 ドルトムントは26日、すでに決勝トーナメント進出を決めている欧州チャンピオンズリーグ1次リーグで、アーセナル(アウェー)に0-2で敗れた。しかし、ロンドンまで詰めかけた約3000人のサポーターは、試合前も試合中も試合後もチームに温かかったという。これは絶賛されることだが、同紙は「こうした優しいサポーターが、ドルトムントの現況をさらに危険にするのでは?

 という疑問も浮かぶ」と投げかけている。

 実際、ドルトムント首脳陣の中には、サポーターの別のリアクションがチームの助けになるという考えもあるという。もちろん、公の場でそれを口にする人は誰もいない。

 DFマッツ・フンメルスは「今の状況でブーイングを浴びても、うちの選手の誰もサポーターのことを悪く思ったりはしない。それが何をもたらすのかは、わからないけど」と話しているという。MFセバスティアン・ケールも「ファンが批判して来たら、それは受け入れないと」と話している。

 さらに同紙は「リーグで16位に沈みながら、サポーターのこの優しさはどこから来ているのだろうか」としている。