<ブンデスリーガ:フランクフルト4-4ヘルタ>◇17日◇フランクフルト

 いずれも日本代表経験のある4人が同時にピッチに立った試合は激しい点の取り合いになり、4-4で引き分けた。大味な内容にどの選手も反省しきりだった。

 フランクフルトMFの長谷部誠、乾貴士はともに得点に絡んだ。ただ、守備的MFの長谷部は「もう少しコントロールしなければ」と雑な試合運びを悔やんだ。終盤にゴールにつながるクロスを上げるなど積極的にプレーした乾も「結果が欲しかった」とドローに肩を落とした。

 ヘルタでフル出場したMF細貝萌は終了直前に同点のきっかけとなる反則を犯し「チームがなかなか良くならない。個人としても厳しかった」と落胆の表情。FW原口元気は前半途中から出場したものの存在感を示せず「ごめんなさい」とだけ話して、足早に引き揚げた。