残留争いに苦しむ、MF香川真司が所属するドルトムントが22日、ザルツブルクのスロベニア代表MFケビン・カンプル(24)を獲得した。

 ドイツのゾーリンゲン生まれで08年からレーバークーゼンでキャリアを始め、12年からザルツブルクに移籍。ドリブルが得意な中盤の選手で、ザルツブルクでは通算109試合に出場し29得点、54のアシストを決めている。今季は18試合5得点7アシストで、欧州リーグでも4得点4アシストをマークしている。

 代表取締役ハンスヨアヒム・バッツケ氏は「カンプルはプレスとゲーゲンプレス(奪われたボールを素早く奪い返しに行くプレス)をマスターしており、我々のサッカーに合う選手だ」と評価。ライプツィヒとレーバークーゼンも獲得に興味を示していた。