<ブンデスリーガ:ウォルフスブルク4-1Bミュンヘン>◇30日◇ウォルフスブルク

 ウインターブレークが終わり、後半戦最初の試合で首位Bミュンヘンがアウェーで2位ウォルフスブルクに1-4で完敗し、今季リーグ戦初黒星を喫した。

 Bミュンヘンは前半4分、相手陣ゴール前でパスカットされたカウンターから、最後はFWドストに右足で流し込まれてウォルフスブルクに先制を許した。GKノイアーは全く反応できなかった。さらに同ロスタイムにも右サイドのFKをクリアしたこぼれ球を、再びFWドストに右足のハーフボレーをゴール右上に決められて追加点を奪われた。

 後半8分には縦パス1本でMFデブライネに抜け出され、GKノイアーとの1対1もあっさりかわされて3点目を献上。同10分に相手クリアを拾ったMFベルナトが左足で押し込んで1点を返したが、同28分に再びカウンターから抜け出したMFデブライネにDFダンチがかわされ、左足シュートを豪快に決められて突き放された。

 MFシュバンシュタイガーは「多くのミスを犯しカウンターを食らう羽目になった。今日はBミュンヘンの日ではなかった」と嘆いた。

 公式戦の連勝が8で止まったBミュンヘンは14勝3分け1敗の勝ち点45。公式戦10戦負けなしで5連勝としたウォルフスブルクは11勝4分け3敗で勝ち点を37とし、首位に8差と迫った。