<プレミアリーグ:チェルシー1-1ボルトン>◇最終節◇11日◇ロンドン

 最後まで追い上げたチェルシーだが、マンUはつかまえられなかった。勝てばライバルの結果次第で2年ぶり4度目の優勝が決まるボルトン戦。前半8分にはドログバが決定的なチャンスを外し、同21分にも再びドログバが惜しいFKを放つ。逆転優勝目指して、圧倒的に攻めまくった。

 試合前、グラント監督は自信を見せていた。「現在のプレミア最強チームは我々だ」。4月26日の直接対決でマンUを下した。この試合前までリーグ20戦無敗と安定した戦いで、ついに勝ち点で並んだ。この日も引き分けで残留が決まるボルトンに粘られたが、後半16分にFWシェフチェンコが先制ゴール。しかし、マンUが2点差として勝利を決定づけたため、緊張の糸が切れたのか、終了間際に同点ゴールを許してしまった。

 試合後、MFバラックは肩を落とすチームメートに「まだ終わりじゃない。次がある」とでも言いたげに険しい表情を見せた。リーグ戦のタイトルは逃した。しかし、まだ欧州CLが残っている。初めて進出した決勝の相手は、マンU。GKツェフは「最後まで追い詰めてやる」と言う。リーグ戦の悔しさを晴らすチャンスは、まだ残っている。