欧州選手権が終わり、新シーズンに向けた戦いがキックオフされた。欧州の移籍市場が1日に解禁され、早くも大物選手の移籍が決まった。チェルシーはバルセロナを戦力外になったMFデコ(30)を獲得。移籍金は790万ポンド(約17億800万円)だった。

 バルセロナでの昨季、不振にあえいだデコは、欧州選手権で復調の兆しを見せた。そんなときに飛び込んだチェルシーからのオファー。クラブの公式サイトに発表したコメントに、ポルトガル代表を退任してチェルシーの新指揮官になるフェリペ監督との再タッグに喜びをにじませた。「最適なタイミングでチェルシーに来たと思う。クラブが進むべき道を進む手助けをするために」。昨季、無冠に終わったクラブと境遇を重ね合わせるようだった。

 これを機に、チェルシーは一気に「フェリペ色」を強めそうだ。DF陣には、同監督が育てたポルトガル代表が3人名を連ね、MFモウチーニョ(スポルティング)にも関心を示している。ブラジル代表監督の02年W杯を制したFWロナウジーニョ(バルセロナ)も一躍候補に浮上。このオフもチェルシーが移籍市場の「主役」になりそうだ。