<セリエA:インテル2-1カターニャ>◇24日(日本時間25日)◇ミラノ
カターニャFW森本貴幸(21)が、首位インテルとのアウェー戦で1トップでフル出場し、存在感を見せつけた。中盤のサポートを受けられず、前線で孤立したが、体を張ったボールキープや、鋭いDFライン裏への飛び出しで数少ない好機を演出。試合は1-2で敗れたが、イタリア紙は森本を高評価した。
森本の鋭い突破が「世界一速い」と呼ばれたDFをあわてさせた。後半19分、森本はピッチ中央に下がってボールを受けると、そのままインテル陣内に向かって加速した。シュート直前、快速DFコルドバの後方からのスライディングタックルで、突進はストップ。警告と引き換えに失点を免れたのは、インテルにとって幸運だった。
「あの場面は抜けると思ったけど、止められてしまった。相手のセンターバック2人がよかった」と森本は話したが、90分間、王者インテルにとっての最大の脅威になり続けた。ほとんど中盤からパスが供給されない中、体を張って前線でボールをキープし、少ない好機をつくった。翌25日の現地紙ガゼッタ・デロ・スポルトはチームの敗戦にもかかわらず、森本に6・5(10点満点)の高採点。「味方から1本も正確なパスがこなかった。だが動きがよく、目を離せなかった」と絶賛した。(猪野真美子通信員)
[2009年10月26日9時18分
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