エスパニョールMF中村俊輔(31)が8日、待望の「ダービー」を前にヒヤリとした。ミニゲームでパスを出した際に相手選手の足が入り、ピッチにうずくまった。周囲に緊張感が走ったが、何事もなかったようにプレーを続けた。中村は「足首をひねらなくてよかった。腫れているけど。日本なら接触を避けるところだけど、こっちでは足を投げ出してくるのが普通」と気にする様子はなかった。次節は大事なバルセロナ戦(12日)。大事に至らず、安堵(あんど)の表情を浮かべた。(山本孔一通信員)。

 [2009年12月9日7時31分

 紙面から]ソーシャルブックマーク